Sexy Zone Spring Tour Sexy Second

Sexy ZoneのSpring Tour Sexy Second横浜アリーナ公演2日目2部に参加してきた。チケットを頼んでいた友人がまさかのアリーナA3ブロック(メインステージの真ん前)の2桁番をゲットし、とんでもない席へ。前から5列目くらいだったが、ステージが目と鼻の先にあって息を飲んだ。一見さんなのにと罪悪感で胸がいっぱいになった。

余談だが、セクゾコン初参戦で驚いたのは、周りを見渡すとザ・ジャニオタ感満載の女性たちで溢れ返っていたこと。メンバーカラーで全身を固め、うちわやグッズは鞄からはみ出し、ここは公衆の場だという意識を遠く彼方に置き忘れ大声で喋る…自分の外見を棚に上げて言うのも憚られるが、こういう目に付く一部のジャニオタによって世間のジャニオタ像はつくり上げられるのだろうと思った… 席についてしまえば目の前のステージにしか見えないのでいいんですけどね。時間になり、会場内が暗転しオープニングが流れ出すと鼓動が逸るのを感じた。バッとメンバーが登場すると、混乱したわたしたちはドミノ倒し状態に。友人1からわたし、わたしから友人2へ、友人2からその姉へ、雪崩が起きた。神々しく輝く彼らの前で、わたしたちはまともに立っていることができなかった。

セカンドアルバムのイントロからそのまま「We Gotta Go」へ。この曲がかなりすきなわたしは感極まりさっそく号泣。画面の中でしか見ることのできなかった彼らが自分の目の前で歌って踊って息をしている、その事実にとにかく感動した。Sexy Zoneという圧倒的現実に打ちのめされた。友人につくってもらった謎の筆書き勝利うちわを抱えながら、赤く灯したペンライトを小刻みに振ることで精一杯だった。ケンティーの放つオーラ、風麿のチャカついたけだるい色気、マリウスの天真爛漫な振る舞い、聡ちゃんのキレのあるダンス、勝利くんの眩しいきらめく笑顔に、彼らのすべてに、圧倒された。

生で聴くのをたのしみにしていた新曲「King & Queen & Joker」では友人2と我を忘れ踊り狂った。ほんとうにいい曲だとしみじみ思う。King を健人、Queen を勝利くん、Joker を風麿に割り当てたパート分けはあまりに完璧すぎた。歌詞は相変わらず意味不明だが、メロディラインが心地よくてずっと聴いていたい曲。あと「バィバィDuバィ〜See you again〜」のベリーダンスのケンティーの腰つきにはこっちが腰を抜かしそうになった。あと何かの曲で風麿の腹チラがあったがそれは吹き出した。

第二の涙腺崩壊は「ぶつかっちゃうよ」「IF YOU WANNA DANCE」「Ghost〜君の幻〜」「Bad Boys」の流れの途中。「ぶつかっちゃうよ」でテンションが振り切ったあとに、色気だだ漏れシリーズが連発されて思考回路がショートした。勝利さんの頬を撫でる中島健人に萌えが致死量を軽く超えて、やめて!!!!!と絶叫している自分がいた。そのあとの「Bad Boys」のサビ前のケンティーの「Bad Boys!」の台詞で号泣した。もうここまでくると自分でも意味不明である。涙というより目から汗が出た(?)

そして今回のハイライトはなんといっても、アンコールの最後の最後に、勝利さんからファンサもらったことだ。ファンサのほとんどはファン側の勘違いであるため、ほんとうにわたしかどうか信じがたく、指差し確認までとってしまった。どうやらほんとうにわたしだったらしい。友人たちももらったらしく、勝利くんのファンサで辺り一面が焼け野原と化した。消し炭にされた。この経験は墓場まで持っていくと決心。

今回のコンサートで学んだのは、彼ら5人はそれぞれがアイドルになるべくして生まれたとしか思えない素質を持ち合わせているということだ。途中で見とれすぎて手元が緩み、気づいたらうちわを落としていた。2013-2014年のジャニーズカウントダウンでは、年明け早々「山Pは人類のキセキ」という奇跡的なうちわがカメラに抜かれ、一時話題になったが、いまのわたしに言わせれば「勝利は人類のキセキ」だ。合掌。