担降りブログというものを

本日をもって、人生初の担降りをしました。

ジャニーズをすきになって、丸山隆平さんをすきになって約5年間。後半は激動すぎてぶっ飛びそうだけど、いちばん楽しい時期を追っかけられた。元々DDだから正直言って他グループや他メンバーに目移りして大騒ぎすることは幾度となくあった。それでも丸山さんが日本一のアイドルであることには寸分疑いがなかったし、その気持ちが揺らぐこともなかった。

かっこよくて、かわいくて、気持ち悪くて、バラドルで、歌が上手くて、ダンスは(振り入れが致命的に遅いけど)魅せ方が上手くて、ベースが弾けて、ファンサマシーンで、熱愛や不祥事のスキャンダル皆無で、アイドルとして申し分なかった。上から批評するわけではなく、本心から素晴らしいと思うことしかない。びっくりするほど嫌だと思う部分がなかった。担降りを決意した今もない。

でも、錦戸さんの脱退が報道されてから丸山さん個人に対してではなく「関ジャニ∞」に今まで通りの情熱を注げなくなってもやもやしていた。同じ現象が渋谷さん脱退のときに起きなかったのは、円満退社でしかるべき門出が用意されていた安心感からかもしれない。次の夢が明確であり、キャリアパスを語る渋谷さんを見て、いち社会人として猛烈に共感して応援したいという気持ちでいっぱいだった。

そんな頃にどぼんと沼に落ちたのがジャニーズJr.だった。今まで人生でジャニーズJr.と宝塚と食器にはハマらないと公言していたのに……きっかけは、友人の安田担がSnow Man渡辺翔太くんに担降りしてほんのり布教を受けたことだった。そこからジャニーズ事務所のビッグイベントとして8.8祭りを見て(のちにトラウマになる)、YouTube を見あさるようになったんだと思う。オタクは初速が尋常ないスピードなので、スノチューブをものの数日間で網羅し、次にYouTubeのおすすめ欄にたまたま出ていたのが Travis Japanだった。Happy Groovyのダンス動画でヒェーーーーーーッと声を上げたことは鮮明に覚えている。ダンス動画はケーポップ沼出身には十分すぎる燃料だった。おまけに

圧倒的に曲がいい

ショーのような物語性のあるサウンドと、前向きな歌詞。ハリウッド目指しているだけある(?) 一対一の関係性を描く恋愛ソングより、ぼくらとみんなを主語に夢や希望を歌う。それはハロー!プロジェクトを思い起こさせた。「レモネードサンドイッチ」など、日常のワンシーンを切り取ったような描写があるのもいい。つんくさんに曲を書いていただきたいと思ったグループはSexy Zoneに続いて2組目だ。

ダンスがぴったり揃っている様はまるでピニとチンタプを彷彿とさせた(群舞ダンスがケーポップで2010年頃に流行ったのだ)。重力を感じないしなやかな動き、体の角度まで揃う気持ちよさ、何もかもがジャニーズの中で新鮮だった。 余談だが、わたしは一時期V6に熱を上げていたこともあり、ダンスにはちょっとうるさい。ダンス自体にうるさいのではなく、踊るグループがとにかくすきなのです。ステージの上でスポットライトを浴びて歌って踊る、その姿にアイドルの本質を垣間見るのです。

だから、踊りまくるTravis Japanに惹かれるのは必然だったかもしれない。おまけに曲がいい(二度目)。

もうひとつV6に通じるものとして、衣装がシンプルでダンス用に特化しているのもいい。基本スーツ型で華美な装飾が少ない。でも首元の飾り、例えばタイ、リボンタイ、ノータイ、蝶ネクタイなど、でさりげなくバリエーションを出して個性を引き出してくれている。あとはなんといっても白靴下にレースアップの革靴!!ダンサーという感じがしてすごくすき!!白靴下と革靴は続けてほしいな。ウィングチップが最も似合うアイドルグループ〜〜

結局誰に担降りしたかというと、Travis Japanの松倉海斗くんです。

松倉海斗

圧倒的に顔がすき

so cute……いとおしい…… 162cmの小さい体から生み出されるシャカリキダンスと情熱あふれる歌声。応援せざるをえない。わたしは一生懸命な人を応援したい。応援したい以外の気持ちがない。松倉くんのファンはここにいるよ!と大声で伝えたい。

そんなこんなで、丸山さんと松倉くんの間をさまよい続けて数ヶ月。別に担当制度なんてオタクが勝手に作り出した産物で、強制力もなければ定義も曖昧でそこに何の意味があるのかすら分からない。わたしは名刺代わりと思ってて、自己紹介のときに「◯◯担です」と一言言えば全ての説明がつく手軽さがいいなと思っている。まあファンが勝手に悩んで勝手に病んでるだけなんですけど……誰も一人に絞れなんて一言も言っていないわけで……

決定的瞬間は、昨日クロニクルFの初回放送を見届けたあとだった。なんだかわたしは丸山担としてやりきったとふと思った(何をやりきったんや?)それと同時に、わたしがすきだった関ジャニ∞ではなくなっているのを目の当たりにした。それは彼らも前を向いて着実に変わり出している証拠で、変わっていく関ジャニ∞をいちばんに愛せる人が愛していくべきだと勝手ながら思った。

同じ頃をしてSixTONESSnow Manのデビューがあり、事実上Travis JapanはジャニーズJr.を牽引していく存在になった。この踏ん張りどころで、真っ先に応援したいという気持ちが強くなった。この大切な時期をリアルタイムで追っかけたい。だからいちばんに応援する人は松倉くんであり、Travis Japanであろうと思った。

松倉くん、改めてこれからどうぞよろしくです。